受が上のしっくすないん 6-900
「我々と来なさい、陸。君は選ばれた」
いきなり町中でトレンチコートにグラサンの男にそう言われたらどうする?
「あ、スミマセン。家真言宗なんで」
つーて逃げたね。俺は。
「待ちたまえ!」
背後から声が追い縋って来たけど。無視無視。
アレ、何でアイツ俺の名前知ってたんだろ?
「っだいまー…なんて誰もいないけどねー」
ワンルームの部屋の電気を付ける。
「一人暮らししてると独り言が多くなってやだねったら、やだねぇ♪」
歌いながら靴を脱いで顔を上げると
「っええ?何だお前?!」
ローテーブルの前にキチンと正座してお茶を啜っていたのはさっきのトレンチコート。つか脱げ。
「おかえり陸。早かったな。外は寒かったろう。茶を入れたぞ」
「寒くねえよ!お前冷え性か?!」
「これで寒くないのか?人間界は気候の厳しい世界なのだな」
「今日は25度いってる!…あう、いや、っだからそんな話してんじゃないくて、
お前何なんだよ人ん家で寛いで!」
「君を迎えに来たのだ」
「だーら何で!」
「君は頭が悪いのか?選ばれたのだと説明しただろう?」
「悪かったな!!どうせ万年赤点だよ!!」
トレンチコートはフウーとわざとらしくため息を付いた。
「カイ様にも困ったものだ。いい加減に顔で選ぶのをやめ欲しいものだな」
「俺の質問に答えろ!いや、その前に俺ん家から出て行きやがれ!!」
「君と話していると埒があかない。一緒に来てもらおう」
トレンチコートは立ち上がると俺の手をグイッと引っ張った。
「おわあっ」
よろめいて倒れかかった。
トレンチコートが俺を支えた。
フワッと抱き締められて目の前にトレンチコートの顔が近付て…
「んんん〜〜!!!!!」
なっ何でキスされなきゃならないんだ?!
「んっん、はあ…やめ…むぐ、う、んん…っ」
しかもめちゃディープで…コイツ、上手すぎ…。
恥しい事に…俺は気を失ったらしかった。
「陸」
あ〜何か気持ちいい…フワフワどっか浮かんでるみたいな…??
ガンッ。
「いてっ」
跳ね起きたら丁度覗き込んでたトレンチコートと顔面衝突。いってえ〜。
辺りを見回す。
「…ここどこだ?」
「真世界だ」
「説明になってねえ…」
「つくづく頭の悪い子供だ」
ムッとして睨み付ける。
「君は真世界を救う戦士に依って人間界の中から選ばれたのだ。栄誉に思うがいい」
トレンチコートがまだボ〜っとしてる俺の唇を意味深に撫でた。
ビビって逃げようとしたけど腰を抱かれて逃げられない。
トレンチコートは調子に乗ってまた顔を近付けてくる。
「やめろ」
制止したのは俺じゃなかった。
「カイ様」
トレンチコートが厳しい顔になって俺から手をのかした。
すげーイイ男がそこに立ってた。グラサンしてるけどハンサムなのは分かる。
遣り手のビジネスマンか若社長ってカンジの「デキる男」の雰囲気ムンムン撒き散らして。
だけどコイツもトレンチコートを着てる。…コイツらの制服だったりして。
男が近付いて来る。
「待ちかねたぞ。陸」
男は軽々と俺を抱き上げて歩き出した。
「ちょちょちょっと待て〜」
俺の雄叫びは空しく虚空に消えて行った。
「なななな何する気だお前等!!!!」
連れて行かれたのはコイツ等の宮殿と言われたがどこからどう見ても場末のラブホテルだった。
俺は素っ裸にされて両手を縛られてベットに転がされた。
それだけじゃない。首輪を付けられて(!!!)首輪に鎖で両手の紐を繋がれてしまった。
そして右足も鎖付きの足枷をされて鎖の端をベットの足に繋がれる。
カイがトレンチコートを脱ぎ捨てた時に俺のパニックは頂点に達した。
つーか全裸にトレンチコート着てた様な奴、どんなにハンサムでも嫌すぎる!!!
「ぎゃあああ!!変態!!!!寄るな触るなこっち来んな!!!」
カイが片膝を乗せるとギシッとベットが軋む。
「あっ…お前等何のつもりなんだよ!!揃って変態か!!」
カイの手の平が脇腹を撫でてヘンな声が出ちまったが、俺は気力を振り絞って叫んだ。
「セイが説明しなかったのか?」
「セイって誰だよ…あ、触るなって…ん!」
「お前を迎えに行った男だ」
「何も…っ、聞いてねえ…」
「真世界に闇が蔓延っている。私は闇と戦う為に選ばれた戦士だ。そしてお前は私の鎧だ。
陸。お前には私と同じ所に刻印がある」
そう言って盲腸の手術の傷を撫でる。
「あっ、それは違っ、あ…触るなっ」
「陸。お前のパワーが必要なのだ。我々の世界を救う為に…」
カイはサングラスを外して俺を見た。真緑の瞳。吸い込まれるような光りで動けなくなった。
「やああ…やめろ…うんっ…」
ベットにカイが横たわっている。俺はカイの上に膝立ちにならされて愛撫されてる。
「何故…戦士が、あああっ…こんな事…」
「我々は接触しなければパワーが出ない。接触は深ければ深い程より力が出る。
そんな事も知らないのか?」
「知る訳な…あああッ!!」
涙を流して哀願しても聞き入れられない。握られしごかれて身体がエビのように反り返る。
「あっ、はあっ!」
「後ろを向け」
カイが射精の余韻に息を荒くしてる俺に命令する。
動けないでいると鎖を引っ張られて体勢を入れ替えられた。
逆向きにさせられて腰を引っ張られた。
「あっ」
両手を縛られてるからバランスが取れなくてカイの足の上に倒れてしまった。
「あああっ!!」
それがカイの狙いだったんだ。カイは俺の腰をグイッと持ち上げてペニスを銜えた。
同時にさっき散々舐められたアヌスに指が潜り込む。
「やっ、ああああ!!あ、あん、んぁ!」
苦しいのとそれを上回る快感に身悶えて身体を離そうとしても、更に強く引かれて押し入れられる。
「苦しいか?」
カイの声が霞んでる意識を揺り戻す。楽にして欲しくてコクコクと頷く。
「ならば私の鎧として勤めを果たせ」
鎖が引かれて身体を上げさせられた。
「銜えるんだ」
そう言ってる間も愛撫は止まない。目の前に黒々とそそり立つ物…嫌悪感はなかった。
というよりもう理性はどっかへ飛んで行ってた。
「こうやるんだよ」
「あ、や、ああああっ」
「お前がされている通りにするんだ。一緒に達くんだよ」
舐められ啜られ、舌で突かれる。何も考えられなくなって目の前の物を口に入れた。
コレを達かせれば楽になれる…その思いだけでしゃぶり続ける。
「んぐっ…」
達したのは俺の方が早かった。
「もう、もう勘弁してくれよ…」
もう煙りも出ないペニスをまだ弄くられて、カイの下腹に顔を擦り付けながら俺は哀願する。
カイはしつこくて2回も飲まされた。俺は何回飲まれたか覚えてない位だ。
身体を支える事もできない。
「ダメだ。タイミングが合っていない」
「タイミングって…?」
カイは…何故か嬉しそうに言った。
「お前は私の鎧だからな。タイミングが合わなければ最大のパワーは出ない。
さっきからお前だけ先に達ってしまってるだろう?」
ざーっと血の気が引いた。それって、つまり…。
「大丈夫。トレーニングすれば一緒に達けるようになる。
タイミングを合わせられるようになるまで続けるぞ。…そうだな。毎日3時間もすれば出来るようになるだろう」
いきなり町中でトレンチコートにグラサンの男にそう言われたらどうする?
「あ、スミマセン。家真言宗なんで」
つーて逃げたね。俺は。
「待ちたまえ!」
背後から声が追い縋って来たけど。無視無視。
アレ、何でアイツ俺の名前知ってたんだろ?
「っだいまー…なんて誰もいないけどねー」
ワンルームの部屋の電気を付ける。
「一人暮らししてると独り言が多くなってやだねったら、やだねぇ♪」
歌いながら靴を脱いで顔を上げると
「っええ?何だお前?!」
ローテーブルの前にキチンと正座してお茶を啜っていたのはさっきのトレンチコート。つか脱げ。
「おかえり陸。早かったな。外は寒かったろう。茶を入れたぞ」
「寒くねえよ!お前冷え性か?!」
「これで寒くないのか?人間界は気候の厳しい世界なのだな」
「今日は25度いってる!…あう、いや、っだからそんな話してんじゃないくて、
お前何なんだよ人ん家で寛いで!」
「君を迎えに来たのだ」
「だーら何で!」
「君は頭が悪いのか?選ばれたのだと説明しただろう?」
「悪かったな!!どうせ万年赤点だよ!!」
トレンチコートはフウーとわざとらしくため息を付いた。
「カイ様にも困ったものだ。いい加減に顔で選ぶのをやめ欲しいものだな」
「俺の質問に答えろ!いや、その前に俺ん家から出て行きやがれ!!」
「君と話していると埒があかない。一緒に来てもらおう」
トレンチコートは立ち上がると俺の手をグイッと引っ張った。
「おわあっ」
よろめいて倒れかかった。
トレンチコートが俺を支えた。
フワッと抱き締められて目の前にトレンチコートの顔が近付て…
「んんん〜〜!!!!!」
なっ何でキスされなきゃならないんだ?!
「んっん、はあ…やめ…むぐ、う、んん…っ」
しかもめちゃディープで…コイツ、上手すぎ…。
恥しい事に…俺は気を失ったらしかった。
「陸」
あ〜何か気持ちいい…フワフワどっか浮かんでるみたいな…??
ガンッ。
「いてっ」
跳ね起きたら丁度覗き込んでたトレンチコートと顔面衝突。いってえ〜。
辺りを見回す。
「…ここどこだ?」
「真世界だ」
「説明になってねえ…」
「つくづく頭の悪い子供だ」
ムッとして睨み付ける。
「君は真世界を救う戦士に依って人間界の中から選ばれたのだ。栄誉に思うがいい」
トレンチコートがまだボ〜っとしてる俺の唇を意味深に撫でた。
ビビって逃げようとしたけど腰を抱かれて逃げられない。
トレンチコートは調子に乗ってまた顔を近付けてくる。
「やめろ」
制止したのは俺じゃなかった。
「カイ様」
トレンチコートが厳しい顔になって俺から手をのかした。
すげーイイ男がそこに立ってた。グラサンしてるけどハンサムなのは分かる。
遣り手のビジネスマンか若社長ってカンジの「デキる男」の雰囲気ムンムン撒き散らして。
だけどコイツもトレンチコートを着てる。…コイツらの制服だったりして。
男が近付いて来る。
「待ちかねたぞ。陸」
男は軽々と俺を抱き上げて歩き出した。
「ちょちょちょっと待て〜」
俺の雄叫びは空しく虚空に消えて行った。
「なななな何する気だお前等!!!!」
連れて行かれたのはコイツ等の宮殿と言われたがどこからどう見ても場末のラブホテルだった。
俺は素っ裸にされて両手を縛られてベットに転がされた。
それだけじゃない。首輪を付けられて(!!!)首輪に鎖で両手の紐を繋がれてしまった。
そして右足も鎖付きの足枷をされて鎖の端をベットの足に繋がれる。
カイがトレンチコートを脱ぎ捨てた時に俺のパニックは頂点に達した。
つーか全裸にトレンチコート着てた様な奴、どんなにハンサムでも嫌すぎる!!!
「ぎゃあああ!!変態!!!!寄るな触るなこっち来んな!!!」
カイが片膝を乗せるとギシッとベットが軋む。
「あっ…お前等何のつもりなんだよ!!揃って変態か!!」
カイの手の平が脇腹を撫でてヘンな声が出ちまったが、俺は気力を振り絞って叫んだ。
「セイが説明しなかったのか?」
「セイって誰だよ…あ、触るなって…ん!」
「お前を迎えに行った男だ」
「何も…っ、聞いてねえ…」
「真世界に闇が蔓延っている。私は闇と戦う為に選ばれた戦士だ。そしてお前は私の鎧だ。
陸。お前には私と同じ所に刻印がある」
そう言って盲腸の手術の傷を撫でる。
「あっ、それは違っ、あ…触るなっ」
「陸。お前のパワーが必要なのだ。我々の世界を救う為に…」
カイはサングラスを外して俺を見た。真緑の瞳。吸い込まれるような光りで動けなくなった。
「やああ…やめろ…うんっ…」
ベットにカイが横たわっている。俺はカイの上に膝立ちにならされて愛撫されてる。
「何故…戦士が、あああっ…こんな事…」
「我々は接触しなければパワーが出ない。接触は深ければ深い程より力が出る。
そんな事も知らないのか?」
「知る訳な…あああッ!!」
涙を流して哀願しても聞き入れられない。握られしごかれて身体がエビのように反り返る。
「あっ、はあっ!」
「後ろを向け」
カイが射精の余韻に息を荒くしてる俺に命令する。
動けないでいると鎖を引っ張られて体勢を入れ替えられた。
逆向きにさせられて腰を引っ張られた。
「あっ」
両手を縛られてるからバランスが取れなくてカイの足の上に倒れてしまった。
「あああっ!!」
それがカイの狙いだったんだ。カイは俺の腰をグイッと持ち上げてペニスを銜えた。
同時にさっき散々舐められたアヌスに指が潜り込む。
「やっ、ああああ!!あ、あん、んぁ!」
苦しいのとそれを上回る快感に身悶えて身体を離そうとしても、更に強く引かれて押し入れられる。
「苦しいか?」
カイの声が霞んでる意識を揺り戻す。楽にして欲しくてコクコクと頷く。
「ならば私の鎧として勤めを果たせ」
鎖が引かれて身体を上げさせられた。
「銜えるんだ」
そう言ってる間も愛撫は止まない。目の前に黒々とそそり立つ物…嫌悪感はなかった。
というよりもう理性はどっかへ飛んで行ってた。
「こうやるんだよ」
「あ、や、ああああっ」
「お前がされている通りにするんだ。一緒に達くんだよ」
舐められ啜られ、舌で突かれる。何も考えられなくなって目の前の物を口に入れた。
コレを達かせれば楽になれる…その思いだけでしゃぶり続ける。
「んぐっ…」
達したのは俺の方が早かった。
「もう、もう勘弁してくれよ…」
もう煙りも出ないペニスをまだ弄くられて、カイの下腹に顔を擦り付けながら俺は哀願する。
カイはしつこくて2回も飲まされた。俺は何回飲まれたか覚えてない位だ。
身体を支える事もできない。
「ダメだ。タイミングが合っていない」
「タイミングって…?」
カイは…何故か嬉しそうに言った。
「お前は私の鎧だからな。タイミングが合わなければ最大のパワーは出ない。
さっきからお前だけ先に達ってしまってるだろう?」
ざーっと血の気が引いた。それって、つまり…。
「大丈夫。トレーニングすれば一緒に達けるようになる。
タイミングを合わせられるようになるまで続けるぞ。…そうだな。毎日3時間もすれば出来るようになるだろう」
11/07/14 05:37更新 / blueblack